Tulip Hour

管理人:あかねが、徒然なるままに色々なことを書き綴ってます。今はフィギュアスケート、次いでクラフト関係の話題が多いです

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

わんぱくフリッパーの話

昌磨くんは、羽生くんやハビやボーヤン辺りの紛う事なき天才ジャンパーたちと比べたら、明らかにジャンパータイプではないと思っていたのですが。

ワールド後、4Loなど来季に備えての練習中、気分転換で4Fやってみたらその日のうちに跳べた。

その後たった2週間の間にショーで跳び、試合で跳んで、史上初認定。

コレ、どういう種類の変態ですか

いくらトリプル5種の中に無茶苦茶得意なジャンプがあったとしても、そのクワド版を実戦投入するには時間かかるのが普通だろうに、習得スピードがマジでおかしすぎる。

ジャンプに癖があって高難度ほど膝や足首の柔らかさに頼った力技で降りてることも多いので、クリーン着氷時の見栄えなどは国内だけ見ても他の特強やかつての3強の方が絶対いいと思うんですよね。でも。

3Aと4Tを習得してからわずか2シーズンでやったことが、フツーに考えてよほどのジャンパーじゃなきゃ無理じゃね?と思うような内容じゃナイデスカ。


つかそもそも、ジャンパータイプじゃない人が

練習開始後2週間で、世界初のクワドとか試合で跳べるものなの(?_?)

練習始めて間もない初トライでSP2クワドもFS3クワドも出来るものなの?(FS3クワドは着氷崩れたけど、全部認定はされてる)

あと、習得して2年で既にSPFS共に構成のどこに持ってきても失敗しない3Aとか

あれほど高難度ジャンプだらけの構成を短期間にコロコロ入れ替えてもそれなりにちゃんと跳べる、とか…


高難度ジャンプが跳べるようになったのは、まずシンプルに「少年から青年の身体になって筋力がついたから」というのが大きいのかなと思います。それでも3Aは、跳べるようになってから盤石になるまでのスピードがハンパなかった印象。1度試合で成功した後は、昨季から今季にかけて公式試合では殆ど失敗してませんよね?(記憶にある限りでは2回くらい?)

あと来季の課題になると思ってたことをあれもこれも、ものすごい勢いで今季中にクリアしたのにはやっぱり驚嘆。何というか、TCCは「やってみたら出来た」のオンパレードで、もう驚きを通り越して笑うしかないレベルだった。

羽生くんは以前「4回転は、沢山練習したからって跳べるようになるジャンプじゃない」みたいな話をしてました。昌磨くんは昌磨くんで、後から習得した3Aの方が4Tより安定したことで、4T習得後に4回転の本当の難しさを知ったとか。

素人目にもわかる癖やら課題がある一方で、多くの選手がやらないor出来ない難しいこともやってるという点で、昌磨くんはジャンプに関してはちょっと変わり種の天才なのかも…と思いました。

少なくとも、フリップに関しては天才と言えるんでは。

「練習を積み重ねて出来たわけではない」武器というのは、彼にとってはものすごく新鮮なんじゃないですかね。積み重ねじゃないからこそ安定しなかったり崩れたときの修正は大変かもしれませんが、「あんなに練習したのに結果を出せなかった」という悲しい思いをした直後に「大して練習もしてないのに出来た大技」と出会ったというのは、非常に興味深い展開だったと思います。

練習で(確実に)出来ていないことでも出来た、練習以上が出来た、という経験って、無いよりはあった方がいいんじゃないかなと。練習の「量」だけでははかり切れない成功体験をしたことが、この先大いにプラスになってくれることを願ってます。


☆ ★ ☆ ★ ☆ ★ ☆ ★ ☆


彼のジャンプに関しては色々心配してたけど、最早怪我にさえ気を付けてくれればいいや、という心境になってきました(^_^;) だって質は二の次で跳んだり降りたりするだけなら、なんかもうあの足首と膝の力技で鬼畜構成でもこなしちゃいそうなんだもん。。。

可能な限り負担のかからない着氷にして質を上げられたらベストでしょうが、今の跳び方だからこそ跳べてる部分もあるんだろうし、矯正して跳べなくなったらモチベに影響するかもしれないし、そこら辺はこの先どうなるのかなぁ。

高難度と完成度どちらが優先か、という問いには今季羽生くんが「両立」という答えを出しましたが、いきなり両立出来るわけでもないから、そこを目指す過程においてどちら寄りになるか、というのはありますよね。

今回のTCCの構成&内容は、質は度外視でとにかく跳んじゃえ、という感じだったから、戦略的にはボーヤン路線に近いのか。さすがに公式試合ではあんな博打チャレンジはしないでしょうが…と考えて、そういや初タイトルのかかった全日本ジュニアでやってたっけ、と思い出す(苦笑)

昌磨くんは完成度勝負のイメージが強かったけど、クワドジャンパーの仲間入りしてからはかなり様相変わってきた感があります。今季2種クワドまったなしの戦況に身を置いたせいか羽生くんでは拝んだことのないような博打も打つようになってきて、本当に次の手が読めない選手と化している^^;

今季の昌磨くんはFSでノーミスならかなり強かったしノーミスのボーヤンとも渡り合える点を出してましたが、ミスありのFSでは無良くんにも2連敗してますよね。多少グダっても大舞台でTES100を超えられるボーヤンとは、今のところそこが一番の違いかなと。

ノーミスがなかなか出来なくなった分、それをしたときの爆発力も出て来たかなとは思いますが、だからこそ最大の課題はピーキングですよねぇ…

全日本はともかくチャンピオンシップの調整に続けて失敗してるから、「日本の2番手として頭ひとつ抜けてる」とか「世界の中での第2グループ」というには、まだちょっと不安定要素もあるかなと思います。出し得る点数やポテンシャルとしては間違いなくその2つに属してると思いますけども。

2種目のクワドゲットは大きな収穫ですが、シーズン通して多種クワドを安定させられるかといったら未知数だし、来季はそれこそ4Loも4Fも4Lzも複数の選手が跳んでるかもしれない。何より、羽生くんに食らいつこうと思ったらBV以外の部分も相当底上げしなきゃならないですよね。ミスが続いても4回転が1つも決まらなくてもワールドで台乗り出来るレベルの選手の背中に追いつくのは、やっぱりものすごくハードルが高いと思います。

来季のプロと構成(つなぎなんかも含めて)、どうするんだろうなー

クワドは水物だから、個人的にはPCS90点台と片足スケーティング比率増を期待したいところ…だけど、多種多クワド投入優先だと同時にはやっぱり難しいでしょうか。表現の幅も広げて欲しいのですが…

昌磨くんの高難度ジャンプでサンドする構成は来季も継続なんですかね? 終盤に高難度ジャンプの固め打ちって、何なんだアレと思うのですが、自分はめちゃくちゃ好き(ワールドみたく凍り付いた表情してるときはまたちょっと別かもだけど)

ケヴィンが先日試合で挑戦してた4-3-3なんかもそうですけど、得点的な旨みがないのに敢えて難しいことをするのって、個人的にすごくすごくポイントが高くて好みです。

あの「誰もやらない順番」が野心的で独創的でたまらない(^q^)

「旨みがなくて誰もやらないけど、間違いなく難しいジャンプや構成」をやってくれるのって、本当にワクワクしてしまいますv

勿論あまりにも「絵に描いた餅」すぎるとそうはなりませんが(ミハルの3クワドとか3クワドとか3クワドとか…orz)、昌磨くんの場合はそこまで「絵に描いた餅」って感じでもないと思うので。

でもコンボのリカバリが非常にしづらいところだけは、どうしても気になってしまいますけどね。。。

今季のトゥーランドットでは編曲の都合上中盤のジャンプが変えづらかったのかなとも思うけど、来季もまたラストに3Aコンボ持ってきそうな気がすごくする。


☆ ★ ☆ ★ ☆ ★ ☆ ★ ☆


記事タイトルは、米の古いTVドラマでフリッパーはイルカの名前。TCCの昌磨くんを見てネットで誰かがそう呼んでたのがものすごーくツボにハマり、借用(笑)

ジャンプの話とか、更に続きますー


コメント

コメントの投稿


管理者にだけOK

カレンダー

04 | 2017/05 | 06
- 1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30 31 - - -

プロフィール
最近の記事
最新コメント
カテゴリー
リンク
月別アーカイブ

ブログ内検索

RSSフィード
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。