Tulip Hour

管理人:あかねが、徒然なるままに色々なことを書き綴ってます。今はフィギュアスケート、次いでクラフト関係の話題が多いです

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ジャンプばっかりの話

羽生くんと昌磨くんのFSにおける2本目のクワドの入れ方って、どちらも「3本目のクワドを入れる準備を兼ねている」という点で興味深かったです。

スケオタになってからまだ日が浅いですが、その短い期間で見てきた限り、FS2本目のクワドは同種で前半というケースが殆どでした。

その場合、3本目のクワドを入れるには

・異種クワドの習得
・FSで3本クワドを跳ぶ
・クワドの1本を後半に跳ぶ(3クワドで3本とも前半に跳ぶ人はいないみたいなので…)

という3つのハードルがありますよね。
2本目を入れた段階でどの程度並行して上記のことをやってるかに個人差はあるにせよ。

羽生くんの「2本目を異種にする」のも、昌磨くんの「2本目を初期段階から後半にする」というのも、2クワド目を入れた段階で3クワドにするためのハードルを1つ減らしてることになります。

羽生くんの場合はザヤ回避も含む先を見据えた非常に合理的な戦略だったと思いますが、昌磨くんの場合は確か「3Aを後半に跳ぶ体力がなかったので、4Tを後半にした」とかいうワケわからない理由だった筈(笑)

まぁSPでケヴィンや羽生くんのように「3Lzが上手くいかないならクワドにすればいいじゃない」みたいな人たちもいるので、人それぞれで面白いんですがv


☆ ★ ☆ ★ ☆ ★ ☆ ★ ☆


昌磨くんの場合、4Tと4Fに関しては「やってみたら跳べちゃった」感がすごい。ジャンプに関しては完全に感覚派らしいので、一番手や王者としての重圧が無いポジションで自由に試せたのも効を奏したんだろうと思います。

4Lzが一番得意というボーヤンや4Tの次に4Fを決めた昌磨くんが現れたことで、この先「やってみたら出来ました」的に最初に習得するクワドが4Tや4S以外という選手も増えてきそうですね。

しかし、習得する順番は難易度が低いとされている4Tか4Sから…というのは本当にただの思い込みだったんだなと^_^; トリプル以下とクワドは単純に比べられないけど、そもそもトリプル以下のジャンプも習得する順番は結構バラバラだったりするんじゃなかったでしたっけ。

それにしても強敵やライバルの存在というのは大事なんだなーとつくづく思います。複数種クワド組、特に4Lzマスターのボーヤンがいなかったら、昌磨くんはまだ4Fにトライしてなかったかもしれない。

今季はシニアの歴代王者たちがFSで200点を突破したり総合で300点を超えて高難度と質・完成度の両立を誇らかに証明しただけでなく、シニアデビューの新星2人までもがエポックメーキングな足跡を残すという、本当に本当に凄まじいシーズンでした。

新星2人に関しては、世界中見渡せばシーズン前には名前すら知らなかった人たちも多かったと思うんですよね。スケートファンや関係者でもジュニアの試合を追ってない人は多いみたいなので。。。SOIのプロデューサーは昌磨くんを知らなかったし、日本でフィギュアブログ書いてるような人や現地観戦してるカナダのスケオタさんがボーヤンを知らなかったし。

ボーヤンが将来の脅威なんてことは、ジュニアの試合を普通に見てれば素人目にも明らかだったのですが。。。

彼らの快挙も、歴代王者たちが見せつけた強さに呼応する形で必然的に生まれきたものではないかと思います。

男子シングル史上のターニングポイントになったシーズンであることは間違いないでしょうね。

1種クワドの段階で苦労している選手たちとの格差が確実に広がってしまうことや、高難度ジャンプ優先の流れの中では長所が活かしづらくなる選手が出て来るのがしんどいところですが、スポーツ競技において技術は常に進化するものだし、その辺りはどうしようもないんだろうなぁ…

昌磨くんだって4Tが安定したとは言い難いし2種目がどうなるかわからなかったから、今季ファンとしてはかなりしんどい気持ちもありました(´・ω・`)

でも他選手の快挙を見て選手の方々が奮い立つ姿をみて、素晴らしいなと思ったのも確かです。

この先、マルチクワドとアーティスティックな演技を両立させられる選手が何人も現れますように…とひっそり祈っておきます(笑)

そういえばヴァシリエフスもクワド投入予定なんですよね。3Aは安定したとはいえないかもしれないけど、跳べるようになったし。

…ロマンくんも頑張って…4Sもまだ完成してないみたいだから、今は大変そうだけど…神様、彼にも3Aを下さい~~(つД`)


☆ ★ ☆ ★ ☆ ★ ☆ ★ ☆


ボーヤンは平昌まで4クワドでいいと言ってたけど、周りの選手の動向次第では種類か本数を増やす可能性はゼロではないんじゃないかと思っています。全体の質やPCSを上げるよりそっちの方が得点力アップを期せるなら、短期戦略としては普通にありだと思うし。いけそうだと思えば、FSで4Lzを2本にするという選択肢はあり得そう。

昌磨くんとボーヤンの現時点での決定的な差は、クワドを試合で(バランス崩そうともとにかく)降りられる確率だと思います。両者のBVの平均値とPCSの平均値の差が来季はどうなっていくのか、気になるところ。

しかしボーヤンといい昌磨くんといい、凄まじい18歳たちですよね~ そんな彼らも下の世代に追い上げられるときが意外とすぐに来たりするのかもしれない…なんて思ってしまうほど、今の男子シングルの進化はめまぐるしいです。

現在の状況を見てると、昌磨くんもボーヤンも北京世代と簡単に言っていいのかためらってしまう。北京まで6年でしょ? 6年て、次世代の怪物が育つのに十分すぎる時間だと思うのですよね。10代の今からクワド何本も跳んでる昌磨くんやボーヤンが、24歳で迎える北京で20歳前後のジャンパーたちと渡り合うのもなかなか過酷そうだし。

未来は、本当にわからないですね。

ソチの2年前、町田くんが2クワドプロを安定させてGPS2勝して全日本2位でソチ五輪代表になると予想出来た人はいなかったと思います。

そして今から2年前、昌磨くんが2年後に史上初の4Fを跳んでSPでもFSでも3Aは後半に入れて鉄板、FS最後のジャンプを3A-1Lo-3Fで締める…なんて予言されて、信じる人がいたかっていう^^;

これからもきっとそういう予期せぬ未来はいっぱいあるんだろうなと思います。(怪我や病気のような悪い意味での予期せぬ未来は、本当に本当に勘弁していただきたいですが(>.<))

平昌はどんな戦いになるのやら…

氷の状態とスケジュールが選手のベスト演技を妨げるものでないことだけ心の底から願います(-人-;)


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