Tulip Hour

管理人:あかねが、徒然なるままに色々なことを書き綴ってます。今はフィギュアスケート、次いでクラフト関係の話題が多いです

ケヴィンFS感想ほか

◆カナダナショナルで観てきたケヴィンのFSの感想。

(*以下は、あくまで「260点台以上と予想される戦いに割って入れるか」という視点で書いてるので、かなり厳しめの内容になっちゃってます。ご了承下さい)


☆ ★ ☆ ★ ☆ ★ ☆ ★ ☆


◇靴トラブルによる出遅れということを除いて考えても、ケヴィン・レイノルズという選手が五輪でメダルを獲りに行くのに相応しい戦略的なプロとは、残念ながら思えなかったです。

そもそもあの編曲は、ジェフやアボのようにスケーティング+表現が◎の人向きに思えました。雄大なメロディーですが、全体的にゆったりめで同じようなテンポのパートばかり集めてしまってるため緊張と弛緩のコントラストに欠け、わかりやすい盛り上がりがありません。

ケヴィンらしい、緩急のメリハリの効いた魅力的な動きを存分に活かす場面は、決定的に欠けています。SSであまり点の出ない彼の場合、そういう方向でアピールするのってすごく大事なように思えるんだけどなぁ。実際、昨季みたいなパワフルなChSqにはGOEももらえてるし。

こういう編曲って、特に靴トラブルで絶望的に滑り込みが足りなくなった状況ではより致命的じゃないかなとすらorz

今季は「五輪プロだってのに、ほんとにそれでいいの?」と思うようなプロが少なくないのですが、選手もコーチも何でそういうので納得出来てるんだろう… 五輪なのに五輪なのに五輪なのに。

今季ローリープロ沢山あるけど、いいと思ったのは織田くんのテルだけだ… 点は取れるんだろうけど、個人的好き嫌いは別としても、選手の良さというか「強み」を引き出してるとは言い難いように個人的には感じています。


◇衣装は既に大方の人々が言われているように微妙。何故あんなに風格のあるマテュー衣装の後のしかも肝心の五輪イヤーに、ドラクエみたいな衣装になってしまったのかorz

コスプレと思えば楽しめるのですが(選手入退場口の黒いカーテンの前に立ってる姿はほんとにファンタジーっぽくて、オタク的な意味では萌えられます)、昨季披露した王道クラシック路線と比べるとちょっと幼くなってしまった感は否めず、勿体ないなーと。。。 近くで見ても特別素材的なゴージャス感があるわけでもなかったし、シルエットも彼のプロポーションを活かしてるとは言えない。

ファンタジー風衣装がイヤなワケではありませんが、それなら出来ればハンガリアン衣装のような品格が欲しかったなと。折角あれだけ実力をつけてきたのだから、五輪イヤーにはもう少し何というか、力強さとか格とか欲しかった。

何か「2番手のお気楽チープ感」が漂ってるみたいで、どうしても勿体ないと思ってしまうんだよー もしカナダの1番手だったら優勝候補だったら、あのプロと衣装は絶対ないだろーヽ(`Д´)ノウワァァァン


◇…などとボロクソ言ってしまってますが、このプロを好きか嫌いかと言われたら 好き です。

ケヴィンのスタイルならではの美麗ポジションを堪能出来るパートが沢山あるので、彼のつなぎの振付やステップ部分が最も好きな自分にとっては見どころは十分あります。

私はもともとジャンプ以外の部分で選手に惚れる人間で、それはケヴィンに関しても同じ。なので、ジャンプ以外の魅せる要素をきっちり伸ばしていってくれてるのはとても嬉しいです(今回はスピンがアレだけど↓)

ただ「競技プロ」として考えたとき本人の強みを120%活かしてるとは言い難いものである以上、並み居る強豪を押しのけてメダルをもぎとりに行くプロには見えないのですよね…

プロとしての完成度はともかく、当人の強みだけで構成されてるような羽生くんのプロを目の当たりにしてきたこともあり、世界トップレベルの技術を持ってる選手が、そのポテンシャルを活かしきってないプロを滑るというのは本当にもどかしいです。

勿論、JOや地方大会やGPSに出場してもっとずっとしっかり滑り込んでいたら、色々印象も違ってただろうなとは思うのですが。


◇全体の感想=あまりに仕上がってなくて不安↓ 特にスピン。エキシでもよろめいてたし、まだ靴が馴染んでないのか単に練習が足りてないのか(そういえば美姫ちゃんもスピンのレベルを取るのに苦労してたな)

ジャンプに殆ど刺さってないのはナショナルだったからかもしれないし、団体戦でどんなジャッジされるのかと思うと(特にカナダがロシアの対抗馬であることを考えると)すっごい不安です(;;)

ただでさえ回転不足の基準って曖昧すぎて、取りたいときや取りたい人からは取って、取りたくない人からは取らない、という印象がすごくあるので。

でもあんなコンディションでも4-3-2や3F-3Loをきっちり跳んできたところは、さすがだったなと。昨季不安定だったルッツもちゃんと跳んでて良かった。明らかに調子よくないのに一通り跳んでくるのは、やっぱり2シーズン前とは段違いのレベルだなと思います。

SPFS共に3Aがダメダメになっちゃってたけど、五輪では転倒せずに行って欲しいなー コンボ入らなくても後半リカバリ出来る人だし、何とか降りてこらえて欲しい。

靴トラブルがなかったら、今季ものすごく滑り込んでたら、この構成はもっと余裕だっただろうし、どころかもっと上の構成滑ってた可能性もあったかもしれないと思うと、本当に本当にあらゆることが悔しいです(;_;)

だってこの構成滑りきった上で表現するスタミナ残せるのは、現役選手じゃケヴィンしかいないだろー。・゚・(ノД`)・゚・。

私はそういう、今ケヴィンにしか出来ないプロが観たいんだよ…

もうソチまであとわずかしか調整期間がないけど、どうか頑張ってベストを尽くして下さい。

そしてソチでは、ケヴィンにしか出来ないことを1つでいいからやって欲しいです(一番可能性があるのは4-3-2かな)


◆特注だったケヴィンの靴はこれでもかというくらいハズレ、12月になってもまだ作り続けていて、そのトータル数は10足?にも及んだとか。

結局最後の最後に試した既製品が一番フィットしたようで、何のための特注だったのかという。。。

昔から日常の靴でさえ合うものが見つからず、オーダーメイドでもロクに合う靴が作れなかった経験をもつ自分としては、「結局既製品で合うものが一番ベスト」という状況はもういやというほどわかる気がします↓

今回もっと早い段階で既製品を試してみれていたら、よかったですね…

今季はFSプロの振付も衣装もそして靴も、全てにおいて迷走してしまったようで悲しいです。何でどうして、一番大事な五輪イヤーにこんなことに(つД`)


◆あのコンディションのケヴィンを団体FSに出すというのは、正直カナダも苦渋の選択なのかなと。

だって去年あれだけ牙を剥いてPさんに襲いかかったケヴィンが、今年は「3位以内に入れさえすればいい」と言ってしまうほどに仕上がってないんだから(TT)

勿論ケヴィン1人に重圧がかかってくるワケじゃないと思う(というか思いたい)けど、今季の彼の状態(プロ内容含めて)ではカナダの男子は何位になるかマジでわからないですね;;

両方Pさんなら1~2位以内狙えるだろうけど、やっぱり、Pさんにカナダ男子悲願の個人金を獲ってもらいたいんだろうなぁ。


☆ ★ ☆ ★ ☆ ★ ☆ ★ ☆


こんなこと書いた私を土下座させるような演技を見せてくれる分には、それで一向に構わないのよ。。。(苦笑)


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